VOICE 06
各所で活躍する信愛出身の栄養士がともに高め合うネットワークをつくりたい。
チーム医療を出発点に、現在は福祉の世界で入所者さんの健康をサポートしています。『体調が良くなったのは栄養士さんのおかげ』と、利用者さんから元気よくお言葉を頂戴するのは何よりの励みです。私は、和歌山県栄養士会副会長の任を預かっていますが、信愛卒業の栄養士が多彩な現場で活躍していて、誇らしく思っています。ひとつの心、ひとつの魂。卒業生が先輩後輩の垣根を超えてつながり、ともに高め合っていけないかと模索しているところです。
VOICE 05
みんなを元気にしたい気持ちが原動力。おいしさの隠し味は、愛情です。
高校生のときに祖母の食欲が落ち、元気になれる食事を作ってあげなきゃと思ったのが、栄養士の道に進んだきっかけです。現在、病院勤務の栄養士として、主に入院患者さんの献立を作成。塩分制限、水分制限など個々の患者さんのデータを受け取り、パソコンを使って栄養計算しながら料理を考えています。さまざまな制限がある中でいつも心にあるのは、できるかぎりのおいしい料理を提供したいということ。そして食べることを楽しんで欲しいということ。心身ともに健康を願う気持ちは、栄養士も医師に負けないくらいあります。『おいしかったよ!』と声をかけてもらったり、回復してゆく姿を見ると、嬉しさはひとしお。栄養士という職業にとても誇りを感じていますし、毎日が楽しいです。今後の目標は、上級資格である管理栄養士の資格取得。試験に向けて、信愛のテキストをもう一度開いてみようと思っています。
VOICE 04
大学での学びと職場での経験。
その集大成として、管理栄養士の資格を取ることが一番の目標。
その集大成として、管理栄養士の資格を取ることが一番の目標。
「今日の給食何?」「きのうの給食おいしかったよ!」。給食を楽しみにしてくれる子どもたちの声に励まされています。私が栄養士の仕事に興味をもったのは高校生のとき。家族のために低カロリー料理をあれこれ考えてみたのがきっかけでした。信愛の食物栄養専攻に進学し、最初は難しい分野だなと感じたものです。科学的実験を行う授業が意外に多いのには少し驚きました。調理関係では、一度に100食分の大量調理をしたことが印象に残っています。大学での学びや職場経験の集大成として、管理栄養士の資格を取ることが一番の目標です。