OGからのメッセージ

信愛を卒業した学生たちから、
在校生へのメッセージを紹介します。

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VOICE 03
あらためて思う食育の大切さ。食べることは生きること、そして心をつくります。
栄養教諭として、献立作成など給食に携わると共に、食に関する指導を行っています。健康な体づくりのために「どんなものを、どれだけ、どのように食べるとよいのか」を子ども達と考えています。食育の授業を通してマナーや自然のめぐみ、食文化についても関心を深め、豊かな人間性と生きる力を身につけてもらえればと、日々取り組んでいます。このように食育は、子ども達の健やかな育ちにはとても大切だと考えられ、約6年前に食育を担う栄養教諭の制度が作られました。しかし信愛の先生方はずっと以前、私が学生だった頃から食育の重要性を語っておられました。将来どんな時代が来るかを見通されていたのです。卒業してから20年以上経過した今でも先生方と交流をもち、ご助言をいただいています。
VOICE 02
『あなたは“食物の博士”になるのですよ』学長先生のお言葉が、今も心に響いています。
「信愛卒業から早や30年。栄養士として社会に出、結婚や育児で一時期主婦業に専念しましたが、再び栄養士に復帰。現在は病院・福祉施設に食事サービスを提供する会社で、お客さまのパートナーとして、従業員の人事管理などを担当しています。思い出されるのは、信愛の入学試験の面接で、学長先生が『あなたはこれから“食物の博士”になるのですよ』とおっしゃったこと。まさに食の分野は奥が深く、食への私の探求は今なお続いています。そして今年も後輩が入社します。勉強することは多いけれど、栄養士として活躍できるようにサポートをしていきたいです。
VOICE 01
次のステップである管理栄養士をめざし、信愛短大とのつながりはまだまだ続きそうです。
職場は保育園で、主な仕事は、昼食やおやつの献立作成をしています。また食育も役割のひとつ。食べ物や食べることの大切さについて、子どもたちに語りかけています。例えばカレーライスの歴史とか、お餅のこととか。子どもにはまだ難しいかもしれませんが、「元気になれるから、ちゃんと食べてね!」と言うと応じてくれます。とにかく食べることを好きになってほしいですね。私自身食べることが大好きで、栄養士という職業に興味をもちました。信愛在学中、時には厳しく指導いただきましたが、2年間のすべてが糧になっています。これからの目標は、上級資格である管理栄養士の資格を取ること。信愛ではその受験対策講座が社会人向けに実施されています。信愛とのつながりは今後も続きそうです。